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山陰旅 6日目 最終日

2006年5月7日

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恐る恐る起床。
相変わらず燕は元気に飛んでいる。
身の回りを確認するも、ヒットした感じはない。
ふぅ~良かった。
阿川駅を辞して走り出す。雨も止み、風も無い。さて、どこまで行けるか。
今日が最終日。帰宅は新幹線を考えているが、やはり時間的にも昼過ぎには終わらないといけないだろう。

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途中特牛地区に差し掛かる。標識で毎度毎度出てきたので、大きい町かと思ったが。

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海岸沿いを走る。アップダウンも無く、快走。
だが気の緩みでハンドル操作が甘くなり転倒しかける。
小串を通過し、下関へと走る。このころから沿道が賑やかになってきた。

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こういう市街地はあまり好きではない。早く走れないし、交通量が多く、ストレスを感じる。
国道を走り、多少アップがあり下りがあって、下関に着く。

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レトロな近代建築をみて先へ進む。

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人道トンネルはこの先かな。
さて、そろそろお風呂を探さねば。
市内を回ってみるも、銭湯は見当たらず。街人に聞いて見ると、まだ開かないそうだ。

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対岸の門司方面。人道トンネル出口付近は開いているとの情報を頂き、早速向かう。
しかし、この人道トンネルを通行するのは何回目だろうか。

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トンネルを出て、すぐ横の銭湯に向かう。先客一名いたが広々使え、汗を流す。颯爽と風呂から出て、最終目的地は門司港駅。

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ここから輪行して小倉まで行き、新幹線に乗って帰るのだ。

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門司港駅には程なくして着き、記念写真も程々にばらして、電車に乗り込む。
本当は小倉ではなく、博多から乗りたかった。
なぜなら今まさに帰省ラッシュの真っ只中。人間だけなら入れるだろうが、自転車もある。大変不安である。
指定席は取れるはずもなく、自由席。
人が少ない事を願い、一番最後尾に行ってみる。
・・・
駄目だ。大混雑。
新幹線に乗るために何本やり過ごしたか。500系のぞみは最後尾ドアすらない。構造状しかたないけど。
こだまはまだ空いているが、帰るのにやたらと時間がかかる上に、新大阪まで行かない。
2時間程待って、ようやく自転車スペースがある車両が来たので飛び乗る。のぞみ東京行きである。それでも置き場所はデッキ。
混雑は酷いもので、乗客の多さで乗り降りが時間がかかり、電車が遅れだす。
「グリーン車以外、指定席車両でもお立ちできますので、そちらにお回りりください」
との放送が入るくらい。
そんな中、入り口付近にある自転車は申し訳ないなぁ。輪行袋を見て、違う入り口にいくひともいるし。しかし、驚いたのは、袋を見て
「あ、自転車か。違う場所に行こう」
と、すぐわかってもらえると言うこと。関東では広く認知されていると思う。
関西では認知度が低いんだよね。
さて、混雑の極みからようやく解放。新大阪に着いた。
だが、最後まで安心は出来なかった。東京行きのぞみ。開く扉は反対側。
人の流れに負けて中々自転車が出せない。
おいおい。このままだと、東京に行ってしまう。
「すいませーん。降りまーす。」
何とか自転車を降ろせ、大阪着。
危ない所でありました。

本日の走行距離 61.1キロ
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